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海外FXのロスカット水準と証拠金維持率の計算方法

最終更新日: 執筆: UNIT-FX編集部本ページはプロモーションを含みます

海外FXで取引を始める前に必ず理解しておきたいのが、証拠金維持率とロスカット水準の関係です。この2つを知らないまま高いレバレッジで取引すると、想定より早いタイミングでポジションが強制決済されることになります。この記事では計算式と具体例を使って、証拠金維持率の求め方とロスカットが発動する仕組みを説明します。

証拠金維持率とは何か

証拠金維持率とは、口座の有効証拠金が必要証拠金に対してどれくらいの余裕を持っているかを示す割合です。式で表すと次のようになります。

  • 証拠金維持率(%)= 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
  • 有効証拠金=口座残高+含み損益(保有中のポジションの評価損益)
  • 必要証拠金=新規注文または保有中のポジションを維持するために必要な証拠金額

証拠金維持率が高いほど余裕があり、含み損が拡大して有効証拠金が減っていくと維持率も下がっていきます。この維持率がある一定の水準を下回ると、証拠金維持率が低い順、あるいは全ポジション一括などの方式でロスカット(強制決済)が執行される仕組みです。

ロスカット水準とは何か

ロスカット水準とは、証拠金維持率が何%を下回ったらロスカットが発動するかという業者・口座タイプごとの基準値です。国内FX業者は金融商品取引法に基づく規制でロスカット水準の設定義務がありますが、海外FX業者は口座タイプによって水準が異なり、業者ごとの規約に明記されています。本記事で扱う4社を含め、具体的なロスカット水準(%)や証拠金維持率の警告水準(マージンコール)は口座タイプによって変わるため、開設予定の口座タイプの規約・取引条件ページで数値を確認してください。数値を確認せずに取引を始めると、想定と異なるタイミングでポジションが決済される可能性があります。

計算の具体例

実際の数値を使って計算の流れを確認します。ここでは分かりやすくするための仮の数値を使い、実在する業者の設定値を示すものではありません。

  • 口座残高:10万円
  • 保有ポジション:ドル円を1万通貨(1ロットの0.1)買い、必要証拠金が2万円だったとする
  • レバレッジを高く設定しているため、少ない証拠金で新規注文ができている状態
  • 含み損が3万円発生した場合、有効証拠金=10万円+(−3万円)=7万円
  • このときの証拠金維持率=7万円 ÷ 2万円 × 100=350%

上記の例で維持率が350%であれば多くの口座タイプでは余裕がある状態ですが、含み損がさらに拡大して有効証拠金が2万円を下回ると維持率は100%を切り、業者が定めるロスカット水準(例えば50%や20%など、業者・口座タイプごとに異なる)を下回った時点で強制決済が執行されます。

  • 含み損が8万円まで拡大した場合:有効証拠金=10万円−8万円=2万円、証拠金維持率=2万円 ÷ 2万円 × 100=100%
  • 含み損が9万円まで拡大した場合:有効証拠金=10万円−9万円=1万円、証拠金維持率=1万円 ÷ 2万円 × 100=50%

このように含み損が増えるほど維持率は急速に下がっていきます。複数ポジションを保有している場合は、必要証拠金の合計と含み損益の合計で計算するため、ポジション数が増えるほど維持率の変動も大きくなります。

マージンコールとロスカットの違い

多くの業者では、ロスカットが発動する水準より高い位置に「マージンコール」という警告水準を設けています。マージンコールは追加入金やポジションの一部決済を促す通知であり、この時点ではまだ強制決済は行われません。マージンコールを無視して含み損が拡大し続けると、ロスカット水準に達した時点で自動的に決済されます。マージンコールとロスカットのどちらの水準がどの%に設定されているかは業者・口座タイプごとに異なるため、公式サイトの取引条件ページで確認してください。

ゼロカットシステムとの関係

海外FX業者の多くはゼロカットシステムを採用しているとされ、相場の急変でロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになった場合でも、その分の負債が免除される仕組みが用意されているとされます。ただし適用条件は各社の規約次第であり、すべてのケースで自動的に適用されると断定はできません。ゼロカットシステムがあるからといって、ロスカット水準を理解せずに取引してよいわけではなく、あくまで想定外の相場急変時の保険として位置づけて考えることをおすすめします。

ロスカットを避けるための実務的なポイント

  • 新規注文の前に、その注文でどれだけ証拠金維持率が下がるかを事前に試算する
  • レバレッジを最大値まで使い切らず、余力を持たせた資金管理を行う
  • 保有ポジションが増えるほど必要証拠金の合計が増えるため、複数ポジションを持つ場合は維持率の変動をより頻繁に確認する
  • 重要な経済指標の発表前後は価格変動が大きくなりやすいため、維持率に余裕を持たせるかポジションを整理する
  • 口座タイプごとにロスカット水準・マージンコール水準が異なるため、口座開設時に取引条件ページで数値を確認し、変更があれば都度見直す

口座タイプ選びと証拠金維持率の関係

口座タイプによって、必要証拠金の計算に使われる最大レバレッジが異なる場合があります。同じ取引数量でも、レバレッジの上限が高い口座タイプの方が必要証拠金は少なくなり、結果として同じ有効証拠金でも証拠金維持率は高く表示されます。ただし維持率が高く出ることは、含み損に対する耐性そのものが強くなったことを意味するわけではなく、あくまで計算上の必要証拠金が小さくなっているだけです。レバレッジの高さに安心して通常より大きいロット数で取引してしまうと、かえって値動き一回あたりの損益額が大きくなり、リスクは変わらないか増える場合もあります。口座タイプを比較する際は、レバレッジの数値だけでなく、自分が実際に取引する予定のロット数でシミュレーションしてみることをおすすめします。

スワップポイントが維持率に与える影響

ポジションを翌日に持ち越すとスワップポイント(金利差調整分)が発生し、通貨ペアやポジションの方向によっては口座残高からマイナスされます。長期間ポジションを保有する場合、日々のスワップの積み重ねが有効証拠金をじわじわと減らし、証拠金維持率に影響を与えることがあります。短期的な値動きだけでなく、長期保有を想定する場合はスワップポイントの水準も事前に確認しておくと、想定外の維持率低下を防ぐ助けになります。

まとめ

証拠金維持率は「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」で計算され、含み損が拡大するほど数値は下がっていきます。ロスカットはこの維持率が業者・口座タイプごとに定められた水準を下回った時点で強制決済される仕組みで、具体的な%は業者や口座タイプによって異なるため公式サイトでの確認が欠かせません。海外業者は日本の金融庁に未登録で、元本を超える損失が生じる可能性がある取引を提供している点も踏まえ、証拠金維持率とロスカット水準の関係を理解した上で、余力を持った資金管理を行うことをおすすめします。

掲載業者の比較表

業者名最大レバレッジ最低入金額日本語サポート開設可能年齢公式サイト
XM(XM Trading)
レバレッジ1000倍
5米ドル相当あり18歳以上公式サイト
Exness
レバレッジ無制限(Unlimited。口座残高等の条件により変動する場合あり。詳細は公式サイト参照)
公式サイト参照あり18歳以上公式サイト
HFM(HotForex)
レバレッジ公式サイト参照
公式サイト参照あり18歳以上公式サイト
FXGT(FXGT.com)
レバレッジ最大1:5000(Optimus口座で一定の取引条件を満たした場合。通常口座は最大1:1000)
口座タイプにより異なり最低5〜10ドル程度(Optimus口座は10ドル、その他口座は5ドル〜。日本円での銀行振込等は別途条件あり)あり18歳以上公式サイト

よくある質問

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