海外FX ・ お悩み解決
スキャルピング規制のない海外FX
スキャルピングは数秒から数分で売買を繰り返す手法ですが、業者の規約によっては制限の対象となり、違反と判断されると利益の取り消しや口座凍結につながることがあります。この記事では主要7社について、スキャルピングに関係する口座タイプやプラットフォームの傾向を業者ごとに整理します。ただし本記事には各社のスキャルピング可否を断定できる確認済みの情報はないため、「この業者はスキャルピングOK」という書き方はしていません。7社はいずれも日本の金融庁に登録されていない海外業者で、取引には元本を超える損失が生じる可能性があります。
AXIORY(アキシオリー)|MT4・MT5・cTraderに対応、NDD方式
2011年設立、ベリーズ拠点。MT4・MT5に加えてcTraderを提供しており、cTraderは短期売買を行うトレーダーに選ばれることの多いプラットフォームです。約定方式にはNDD方式を採用していると案内されています。取引環境という観点では短期売買向けの選択肢が揃っている部類ですが、それはスキャルピングが規約上認められていることを意味しません。可否は必ず開設予定の口座タイプの規約で確認してください。
TitanFX(タイタンFX)|ブレード口座という低スプレッド型の口座タイプがある
2014年設立。Zeroスタンダードとブレードの口座タイプがあり、ブレード口座はスプレッドを抑えて取引手数料を取る型の口座です。取引回数が増えるほどこのコスト構造の違いが効いてくるため、どちらの口座を選ぶかが実質的な検討ポイントになります。レバレッジはZeroマイクロ口座が最大2,000倍、Zeroスタンダード/ブレード口座は最大1,000倍。ボーナスは提供せず紹介プログラムで還元する方針のため、ボーナス絡みの取引制限を気にせず条件を比較できる点は確認が楽になります。
FXGT(FXGT.com)|MT5対応、24時間の日本語サポート
2019年設立。MT5に対応し、FXに加えて暗号資産CFDも扱います。24時間対応の日本語サポートを謳っているため、規約の解釈を確認したいときに時間帯を選ばず問い合わせられるのは実務上の利点です。レバレッジは通常1:1000(Optimus口座は条件付で最大1:5000)、最低入金額は5〜10ドル程度。
Exness|日本語ライブチャットで取引スタイルを直接確認しやすい
2008年設立。日本語のライブチャットに対応しているため、自分の取引スタイルを伝えて規約上の扱いを尋ねるハードルが低い業者です。最大レバレッジは無制限(Unlimited)とされますが条件により変動するため、適用条件は公式サイトで確認してください。チャットで得た回答は口頭のやり取りと同じで後から追いにくいので、内容はスクリーンショットで残しておくことをおすすめします。
XM(XM Trading)|少額で約定の挙動を試してから判断しやすい
2009年設立。日本人トレーダーへの知名度が最も高く、日本語での情報量が多い業者です。最大レバレッジ1000倍、最低入金額5米ドル相当のため、小さく入れて実際の約定の挙動を確かめてから判断しやすいのが利点。スキャルピングの可否は開設予定の口座タイプごとに規約で確認してください。
BigBoss|最大2222倍、セントビンセント・グレナディーン諸島拠点
2013年設立、セントビンセント・グレナディーン諸島拠点。最大レバレッジ2222倍と高い水準を掲げています。少ない証拠金で回転させたい人の候補になりますが、レバレッジが高いほど短時間の値動きに対する損益の振れ幅も大きくなる点は前提として押さえておく必要があります。口座タイプごとの取引条件、最低入金額、スキャルピングに関する規約上の扱いはいずれも公式サイトでの確認が必要です。
HFM(HotForex)|チャットとメールの両方があり書面で記録を残せる
2010年設立。旧HotForexで、2022年5月にHFMへブランド変更しています。日本語のライブチャットとメールの両方に対応しているため、チャットで概要を聞いたうえで「同じ内容をメールでも回答してほしい」と依頼し、記録に残す形の確認ができます。スキャルピングの可否は後から争点になりやすい部分なので、書面が残るチャネルがあること自体が実務的な利点です。レバレッジや最低入金額などの取引条件は公式サイト参照。
スキャルピング可否を自分で確認する手順
- 利用規約(Terms and Conditions / Client Agreement)の「禁止事項」「不正取引」「Prohibited Trading」に相当する条項を読む。スキャルピングという語が出てこなくても、この条項に該当すると判断されれば対象になる
- レイテンシーアービトラージ、価格操作、複数口座を使った裁定的な取引に関する記載を特に確認する。「スキャルピング禁止」と書かずにこの形で制限している業者がある
- 口座タイプ比較ページで、低スプレッド+手数料型(ECN/STP型)と手数料なし・スプレッド広め型(スタンダード型)のどちらが自分の取引回数でコストが低くなるかを試算する
- 扱いが口座タイプによって変わることがあるため、規約は「業者単位」ではなく「開設予定の口座タイプ単位」で確認する
- サポートには必ずメールなど文面が残る形で問い合わせる。「1回の保有時間が数秒〜数十秒の取引を1日に数十〜数百回行う予定ですが規約上問題ありますか」「EAによる自動発注は可能ですか」と具体的な取引スタイルを書いて聞く
- 回答は日付と担当者名とともに保存する。規約は改定されるため、取引スタイルを大きく変えるときは再度確認する
注意点
- 本記事は各社のスキャルピング可否を確認していません。可否を判断できる材料は、各社の利用規約とサポートから書面で得た回答だけです。
- 規約違反と判断されると、利益の取り消し、口座凍結、出金保留といった対応が取られる可能性があります。事前確認を省くことが最も高くつく部分です。
- 取引条件ページの「スキャルピング歓迎」といった表現はマーケティング上の訴求であり、規約の該当条項と一致しているかは別途確認が必要です。
- 口コミやまとめ記事の可否情報は規約改定に追いついていない可能性があります。一次情報は公式サイトの規約ページです。
- 7社はいずれも日本の金融庁に登録されていない海外業者です。取引には元本を超える損失が生じる可能性があります。
まとめ
スキャルピングに関して本記事が業者ごとに示せるのは、AXIORYがcTraderとNDD方式を提供していること、TitanFXにブレード口座という低スプレッド型の口座タイプがあること、FXGTがMT5対応で24時間の日本語サポートを掲げていることといった、取引環境の事実にとどまります。どの業者についても「スキャルピングを許可している」とは書いていません。可否を確定できるのは各社の利用規約と、文面で受け取ったサポートの回答だけだからです。開設する口座タイプを決めたうえで規約の禁止事項条項を読み、具体的な取引スタイルを書いてサポートに確認する。この2つを入金前に済ませておくことをおすすめします。
掲載業者の比較表
| 業者名 | 最大レバレッジ | 最低入金額 | 日本語サポート | 開設可能年齢 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
| XM(XM Trading) | レバレッジ1000倍 | 5米ドル相当 | あり | 18歳以上 | 公式サイト |
| Exness | レバレッジ無制限(Unlimited。口座残高等の条件により変動する場合あり。詳細は公式サイト参照) | 公式サイト参照 | あり | 18歳以上 | 公式サイト |
| TitanFX(タイタンFX) | レバレッジ最大2,000倍(口座タイプにより異なり、Zeroマイクロ口座が最大2,000倍、Zeroスタンダード/ブレード口座は最大1,000倍。詳細・適用条件は公式サイト参照) | 公式サイト参照 | あり | 18歳以上 | 公式サイト |
| HFM(HotForex) | レバレッジ公式サイト参照 | 公式サイト参照 | あり | 18歳以上 | 公式サイト |
| BigBoss | レバレッジ最大2222倍(口座タイプにより異なる。公式サイト参照) | 公式サイト参照 | あり | 18歳以上 | 公式サイト |
| FXGT(FXGT.com) | レバレッジ最大1:5000(Optimus口座で一定の取引条件を満たした場合。通常口座は最大1:1000) | 口座タイプにより異なり最低5〜10ドル程度(Optimus口座は10ドル、その他口座は5ドル〜。日本円での銀行振込等は別途条件あり) | あり | 18歳以上 | 公式サイト |
| AXIORY(アキシオリー) | レバレッジ公式サイト参照 | 公式サイト参照 | あり | 18歳以上 | 公式サイト |
よくある質問
- 数秒から数分程度の短い時間軸で新規注文と決済を繰り返し、小さな値幅の利益を積み重ねていく取引手法です。取引回数が多くなるため、スプレッドや約定スピードといったコストの影響を強く受けやすい点が特徴です。
- 業者や口座タイプによって取引条件は異なります。多くの海外FX業者は比較的寛容な姿勢を示しているとされますが、極端な高頻度取引や特定の手法を制限している場合もあるため、個別に公式サイトの規約を確認する必要があります。
- 公式サイトの「取引条件」「Trading Conditions」ページやFAQ、利用規約・約款の禁止事項条項を確認する方法があります。記載が不明瞭な場合は、日本語サポート窓口に具体的な取引スタイルを伝えて直接問い合わせることをおすすめします。
- EAの利用自体を認めている業者は多くありますが、レイテンシーアービトラージなど規約で禁止されている手法に該当すると判断された場合は、裁量取引と同様に対応の対象になり得ます。事前に規約を確認し、不明点はサポートに問い合わせることが望ましいです。
- 該当する取引で得た利益の取り消しや口座の一時凍結、出金保留などの対応が取られる可能性があるとされています。具体的な基準や手続きは業者によって異なるため、断定的なことは言えません。
- 一般的にECN/STP口座はスプレッドが狭く、市場に近い価格で約定しやすいためスキャルピングに適しているとされます。ただし取引手数料がかかる点も踏まえ、自分の取引頻度に応じてコストを比較することをおすすめします。
- マーケティング上の表現と実際に適用される規約の詳細条項は別物です。表現だけで判断せず、規約・約款の該当条項を実際に確認したうえで取引を行うことをおすすめします。
UNIT-FX編集部
国内FX・海外FXの取引条件を、各社の公式サイト・約款を一次情報として確認し、断定的な利益表現を使わずに整理しています。数値は最終確認日時点のもので、変更に気づき次第更新します。
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