UUNIT-FX業者を比較する

国内FXお悩み解決

国内FXのロスカットと追証の仕組み【発生条件と回避策】

最終更新日: 執筆: UNIT-FX編集部本ページはプロモーションを含みます

国内FXを始めるにあたって、必ず理解しておきたいのが「ロスカット」と「追証」の仕組みです。これらは損失の拡大を防ぐための制度ですが、正しく理解していないと想定外のタイミングで資金を失うことにもなりかねません。この記事では、ロスカットと追証の発生条件と、回避のための考え方を解説します。

ロスカットとは

ロスカットとは、保有ポジションの含み損が拡大し、証拠金維持率が業者の定める一定水準を下回った場合に、それ以上の損失拡大を防ぐため、業者側がポジションを強制的に決済する仕組みです。ロスカットの基準となる証拠金維持率の水準は業者によって異なり、正確な数値は各社の公式サイトで確認する必要があります。

追証とは

追証(おいしょう、追加証拠金)とは、相場が急激に変動し、ロスカットの処理が間に合わずに証拠金維持率がマイナスになった場合、つまり預けた証拠金を超える損失が発生した場合に、その不足分を追加で入金するよう求められる仕組みです。国内FXにはゼロカットシステムがないため、理論上は預けた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。追証が発生する頻度は高くありませんが、ゼロではないことは理解しておく必要があります。

ロスカットが発生しやすい状況

  • 重要な経済指標の発表時など、短時間で相場が大きく動くタイミング
  • 実効レバレッジを上限(25倍)近くまで高めて取引しているとき
  • 証拠金維持率のアラートを設定しておらず、含み損の拡大に気づくのが遅れたとき
  • 週明けの窓開け(週末を挟んで相場が大きく変動すること)が発生したとき

こうした状況では証拠金維持率が急速に低下しやすいため、特に注意が必要です。

追証が発生しやすい状況

追証は、相場が短時間で非常に大きく変動し、業者のロスカット処理が追いつかない場合に発生する可能性があります。過去には、特定の通貨ペアで市場流動性が急激に低下する事態(いわゆるフラッシュクラッシュ)が発生し、複数の国内FX業者で追証が発生した事例が報じられたこともあります。頻度としては稀ですが、実効レバレッジを高くかけているほど、こうした事態に巻き込まれた際の影響は大きくなります。

ロスカットを回避するための考え方

  • 実効レバレッジを上限近くまで高めず、証拠金に余裕を持たせた取引数量にする
  • 証拠金維持率のアラート機能を活用し、水準の低下に早めに気づけるようにする
  • 重要な経済指標の発表前後は、ポジションサイズを小さくする、または一時的に決済する
  • あらかじめ損切りルールを決めておき、証拠金維持率が下がりきる前に自主的に決済する

追証のリスクを抑えるための考え方

追証は業者側のロスカット処理が間に合わない急変動時に発生するため、個人の対応だけで完全に避けることはできません。ただし、実効レバレッジを低く抑えるほど、同じ値動きでも証拠金維持率への影響は小さくなり、結果として追証が発生するリスクも下がります。ハイレバレッジでの取引を避け、証拠金に対して無理のない取引数量を保つことが、最も基本的な対策といえます。

ロスカットされた場合の対応

ロスカットが執行されると、保有していたポジションは強制的に決済され、その時点の損失が確定します。ロスカットされたこと自体は仕組み上避けられない場合もありますが、なぜロスカットに至ったのかを振り返り、取引数量やレバレッジの設定を見直すことが、次の取引に活かすうえで重要です。

ケーススタディ:証拠金維持率が下がる過程

証拠金10万円で米ドル/円150円、10,000通貨(必要証拠金約6万円、実効レバレッジ約15倍)を保有しているとします。この時点の証拠金維持率は約167%です。相場が1円逆行して149円になると、含み損は1万円で有効証拠金は9万円、証拠金維持率は約150%まで低下します。さらに2円逆行して148円になると含み損は2万円、有効証拠金は8万円、証拠金維持率は約133%です。多くの国内FX業者ではロスカット水準を証拠金維持率100%前後に設定しているとされますが、正確な基準は各社で異なるため公式サイトの確認が必要です。仮に100%を基準とすると、この例では約4円(400pips)の逆行でロスカット水準に達する計算になり、重要な経済指標の発表時などはこの値幅に一気に達する可能性もある点に注意が必要です。

属性別に見るロスカット対策

初心者は、まず実効レバレッジを低く抑えた取引数量から始め、証拠金維持率が100〜150%を下回ったら自主的に見直すといった自分なりの基準を設けることをおすすめします。兼業で日中相場を見られない人は、逆指値注文をポジションを持つと同時に必ず設定し、ロスカット水準に達する前に自分の意図した損切りラインで決済されるようにしておくことが重要です(副業としての資金管理は会社員がFXを副業で始めるときの注意点も参照)。すでに取引経験がある人でも、重要な経済指標の発表スケジュールを事前に確認し、発表前後はポジションサイズを一時的に縮小するといった対応を取ることで、追証につながるような急変動の影響を抑えやすくなります。

よくある誤解

「ロスカットされるのは大きなポジションを持ったときだけ」というのは誤解で、実効レバレッジが高ければ小さな資金でも小さな値動きでロスカットに達します。また「追証は滅多に起きないから気にしなくてよい」という考え方も注意が必要で、頻度は高くないものの、過去には市場の急変動で複数の国内FX業者において追証が発生した事例が報じられています。必要証拠金とロスカット水準までの値幅は、本サイトの計算ツール(計算ツール)でも試算できるため、ポジションを持つ前に確認しておくと安心です。

よくある失敗例

  • レバレッジを上限近くまでかけて取引し、少しの値動きでロスカットに達してしまった
  • アラート機能を設定しておらず、証拠金維持率の低下に気づくのが遅れた
  • 重要な経済指標の発表を知らずに大きなポジションを持ち、急変動でロスカットに達した
  • 損切りルールを決めずに含み損を放置し、結果的にロスカットされてしまった

自分で確認する手順チェックリスト

  1. 1利用している業者のロスカット基準となる証拠金維持率の水準を確認する
  2. 2実効レバレッジが上限に近づいていないか、現在の取引数量と証拠金額から確認する
  3. 3証拠金維持率のアラート機能を設定する
  4. 4重要な経済指標の発表スケジュールを事前に確認しておく
  5. 5自分なりの損切りルールを決め、証拠金維持率が下がりきる前に対応できるようにする

証拠金維持率や必要証拠金の具体的なシミュレーションは、本サイトの計算ツール(計算ツール)で試算できます。取引前にどの程度の値動きでロスカット水準に達するかを確認しておくと、リスク管理の参考になります。

まとめ

ロスカットは、証拠金維持率が一定水準を下回った際に業者側がポジションを強制決済する仕組みで、損失拡大を防ぐための制度です。一方、国内FXにはゼロカットシステムがなく、相場の急変動時には証拠金を超える損失(追証)が発生する可能性もあります。実効レバレッジを低めに抑え、証拠金維持率のアラートや損切りルールを活用することで、こうしたリスクを抑えながら取引することが大切です。

掲載業者の比較表

業者名最低取引単位通貨ペア数レバレッジ取引ツール登録番号公式サイト
DMM FX株式会社DMM.com証券10,000通貨(ミニ通貨ペア4種は1,000通貨)31通貨ペア(通常23+ミニ4+ラージ4)25倍(個人口座)DMMFX PLUS / DMMFX スマホアプリ関東財務局長(金商)第1629号公式サイト
GMOクリック証券(FXネオ)GMOクリック証券株式会社1,000通貨(公式サイト参照)公式サイト参照25倍(個人口座)GMOクリック FXneo / はっちゅう君FXプラス関東財務局長(金商)第77号公式サイト
外為どっとコム(外貨ネクストネオ)株式会社外為どっとコム1,000通貨42通貨ペア25倍(個人口座。1倍からの設定も可)外貨ネクストネオ / GFX(スマホアプリ)関東財務局長(金商)第262号公式サイト
ヒロセ通商(LION FX)ヒロセ通商株式会社1,000通貨50種類以上(正確な数は公式サイト参照)25倍(個人口座)LION FX(PC/スマホアプリ)近畿財務局長(金商)第41号公式サイト

※ 数値は各社公式サイトの公表情報をもとに編集部が整理したものです(最終確認日: 2026年9月)。取引条件は変更されることがあるため、口座開設前に必ず公式サイトでご確認ください。

よくある質問

U

UNIT-FX編集部

国内FX・海外FXの取引条件を、各社の公式サイト・約款を一次情報として確認し、断定的な利益表現を使わずに整理しています。数値は最終確認日時点のもので、変更に気づき次第更新します。

編集方針・運営者情報を見る →

無料の計算ツールで試算する

レバレッジ25倍・申告分離課税の国内FX条件で計算できます。

次に読むおすすめ