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FXの損切りルールの作り方【初心者が最初に決めること】

最終更新日: 執筆: UNIT-FX編集部本ページはプロモーションを含みます

FXで損失を大きく広げてしまう原因の多くは、損切りができなかったことにあると言われます。この記事では、初心者が最初に決めておきたい損切りルールの考え方と、具体的な作り方について解説します。なお、FXは元本を超える損失が生じる可能性がある取引であり、損切りルールはリスクを管理するための基本的な手段のひとつです。

損切りとは何か

損切りとは、含み損を抱えたポジションを、損失が拡大する前に自分の判断で決済することです。相場が予想と逆方向に動いた場合、そのまま保有し続ければ損失がさらに拡大したり、最終的に証拠金維持率が低下してロスカットに達したりする可能性があります。損切りは、そうした事態を避けるために、あらかじめ決めた基準で自主的に損失を確定させる行為です。

なぜ損切りルールが必要なのか

「もう少し待てば戻るかもしれない」という気持ちから損切りを先延ばしにしてしまうことは、FXにおいてよくある失敗のひとつとされています。あらかじめ損切りルールを決めておかないと、含み損が拡大する場面で感情的な判断をしてしまいやすくなります。ルールを事前に決めておくことで、相場を見ながら迷う場面を減らし、損失を一定の範囲に抑えやすくなります。

損切りルールの決め方(金額ベース)

1つの方法は、1回の取引でどのくらいの金額まで損失を許容するかを、証拠金額に対する割合であらかじめ決めておく方法です。例えば「証拠金の2%まで」と決めておけば、証拠金が10万円の場合、1回の取引での許容損失額は2,000円という具体的な基準になります。この金額と、取引数量・pips単価から逆算して、損切りを入れるレート(値幅)を決めることができます。

損切りルールの決め方(テクニカル分析ベース)

もう1つの方法は、チャート上の節目(過去の高値・安値など)を基準に損切りラインを決める方法です。例えば「直近の安値を下回ったら損切り」というように、テクニカル分析上の根拠を持たせる考え方です。この場合、根拠となる節目までの値幅と取引数量から、金額ベースでの損失額も同時に確認しておくことが望ましいとされています。

逆指値注文を活用する

損切りルールを決めたら、それを「逆指値注文」としてあらかじめ発注しておく方法が広く使われています。逆指値注文とは、指定したレートに達したら自動的に決済される注文方法です。取引画面を常に見ていなくても、あらかじめ決めたレートで自動的に損切りが執行されるため、感情に左右されずにルールを実行しやすくなります。

属性別に見る損切りルールの考え方

  • 初心者:相場の値動きに対する感覚がまだ乏しいため、まずは証拠金額に対する損失許容割合(例:2%まで)を固定し、逆指値注文を必ずセットで発注する習慣をつけることが優先されます。テクニカル分析ベースの損切りは、金額ベースのルールに慣れてから取り入れるという順番でも問題ありません。
  • 兼業トレーダー:日中や就寝中は取引画面を確認できないため、ポジションを持つ際は必ず逆指値注文を発注しておくことが特に重要です。確認できない時間帯があることを前提に、通常より余裕を持った損切りラインを設定する考え方もあります。
  • 少額資金で始める人:証拠金額が小さいほど、1回の損切りが資金全体に占める割合は大きくなりやすいため、許容損失額の割合(%)を厳しめに設定し、取引数量を抑えることが無理のない資金管理につながります。

具体的なケーススタディ

例えば証拠金10万円、許容損失額を証拠金の2%(2,000円)に設定して米ドル/円を1,000通貨(1pips=約10円)で取引するケースを考えます。この場合、2,000円÷10円=200pips(2円)が損切りまでの値幅の目安になります。仮に許容損失額を1%(1,000円)に厳しくすると、損切りまでの値幅は100pips(1円)に縮まり、より早い段階で損切りが執行される計算です。取引数量を10,000通貨に増やした場合は、同じ2,000円の許容損失額でも値幅は20pips(0.2円)まで縮小するため、取引数量が大きいほど損切りラインの設定はシビアになる点に注意が必要です。

よくある誤解

「損切りラインを設定すれば損失は防げる」という考え方は誤解です。損切りはあくまで損失の拡大を一定の範囲に抑える手段であり、損失そのものをなくすものではありません。また、相場が急変動した場合、逆指値注文を入れていても、注文が「滑る」(想定したレートより不利な価格で約定する)ことがあり、想定より大きな損失になる可能性もゼロではありません。損切りルールは損失を管理下に置くための手段であって、絶対的な安全装置ではないという理解が必要です。

損切りルールを決める際に考慮すべきこと

  • 証拠金額に対して無理のない損失許容額になっているか
  • スプレッドなどの取引コストを考慮した損切りラインになっているか
  • 重要な経済指標の発表前後は、通常より値動きが大きくなる可能性を考慮しているか
  • 逆指値注文を入れたあとも、相場状況によっては注文が滑る(想定したレートより不利な価格で約定する)可能性があることを理解しているか

損切りルールを守れない場合の対処法

損切りルールを決めても、実際の取引では「もう少し待てば」という感情が働き、ルール通りに実行できないことがあります。こうした場合は、逆指値注文を必ず発注しておく、取引記録をつけてルールを破った回数と結果を振り返る、取引数量を小さくして心理的な負担を減らす、といった対策が考えられます。

よくある失敗例

  • 損切りルールを決めずに取引を始め、含み損が拡大してもポジションを保有し続けてしまった
  • 損切りラインを決めていたが、逆指値注文を入れずに手動での決済に頼り、判断が遅れてしまった
  • 重要な経済指標の発表前に損切りラインを見直さず、想定以上の値動きで損失が拡大してしまった

自分で確認する手順チェックリスト

  1. 11回の取引で許容できる損失額を証拠金額に対する割合で決める
  2. 2許容損失額と取引数量から、損切りを入れるレート(値幅)を計算する
  3. 3逆指値注文を活用し、あらかじめ損切りラインを発注しておく
  4. 4重要な経済指標の発表前後は、損切りラインやポジションサイズを見直す
  5. 5取引記録をつけ、損切りルールを守れたかどうかを定期的に振り返る

損切りラインの値幅や損失額の具体的なシミュレーションは、本サイトの計算ツール(計算ツール)で試算できます。ルールを数字で確認しておくことで、実際の取引の際に判断がぶれにくくなります。証拠金維持率とロスカットの関係については証拠金維持率とは、通貨ペアごとの値動きの特徴は初心者向けの通貨ペアの選び方もあわせてご覧ください。

まとめ

損切りルールとは、含み損を抱えたポジションを、損失が拡大する前に自主的に決済するための基準です。証拠金額に対する許容損失額をあらかじめ決め、逆指値注文を活用することで、感情に左右されずにルールを実行しやすくなります。損切りルールを守れないことは珍しくありませんが、取引記録を振り返りながらルールを見直していくことが、無理のない資金管理につながります。

掲載業者の比較表

業者名最低取引単位通貨ペア数レバレッジ取引ツール登録番号公式サイト
DMM FX株式会社DMM.com証券10,000通貨(ミニ通貨ペア4種は1,000通貨)31通貨ペア(通常23+ミニ4+ラージ4)25倍(個人口座)DMMFX PLUS / DMMFX スマホアプリ関東財務局長(金商)第1629号公式サイト
GMOクリック証券(FXネオ)GMOクリック証券株式会社1,000通貨(公式サイト参照)公式サイト参照25倍(個人口座)GMOクリック FXneo / はっちゅう君FXプラス関東財務局長(金商)第77号公式サイト
SBI FXトレードSBI FXトレード株式会社1通貨34通貨ペア25倍(個人口座)SBI FXTRADE(PC/スマホアプリ)公式サイト参照公式サイト

※ 数値は各社公式サイトの公表情報をもとに編集部が整理したものです(最終確認日: 2026年9月)。取引条件は変更されることがあるため、口座開設前に必ず公式サイトでご確認ください。

よくある質問

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